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How to 起業
Uターンの決め手は?
子育てするなら生まれ育った大船渡で、という思いがずっとあったんです。子どものことや家族のこと、そして両親のことを考えて、Uターンを決めました。
起業しようと思った理由は?
地元に若者がいきいきと働ける場をつくり、ITのチカラで地域を活性化したいと思って起業しました。将来、イワテ三陸をシリコンバレーのように起業家が集う地域にするのが、私の夢です。
資金はどうしたの?
私の場合は準備期間が短かったので、自己資金でスタートしました。起業する際は、市、県、国、商工会などに様々な支援制度があるので聞いてみるといいですよ。
ここでしかできない
仕事と場をつくる、
それが岩手で
会社を起こす意味だと思う。
東京のIT業界でキャリアを積んでいた私が、Uターンを考えたのは子どもと両親のため。いずれは故郷に戻り、自分が生まれ育った環境の中で子育てをしたいと思ったからです。
地元のIT企業に転職した後、平成22年11月に「アローリンクス」を設立。しかし、歩き始めた会社を襲ったのが東日本大震災でした。事務所もなくし仕事もストップした中で、いち早く動き出そうと倉庫を借りて再スタート。本当に大変な道のりでしたが、なんとか仕事が回るような状態までこぎつけました。Uターンしてから、一番苦心したのは地元でのネットワークづくり。中小企業家同友会と青年会議所へ入会し、その活動に参加しながら、まずは自分を覚えてもらうことから始めました。
起業して5年、今考えているのは、ここでしかできない岩手らしいITのあり方です。地場産業とITとの新たな仕組みをつくり、故郷の可能性を拓いていきたいと考えています。
会社設立4ヶ月目で被災した時、社員の生活を守るため「とにかく働かなければ」といろいろな所に仕事のツテをたどりました。地場産業がストップしていたため、自ずと内陸部や首都圏が仕事の中心になっていったんです。
そんな時に「あなたが大船渡で仕事をする意味は何か」という指摘を受け、ハッとしました。この場所にいることの意義をいつの間にか見失っていたからです。地元の人が働ける場をつくり、地元のために会社を活かすこと。やるべきことを見つめ直したことで、自分の軸が明確になりました。何のために起業するのか…。経営者として一番大切なことを、常に心しておくことが必要だと思いますね。
多種多様なシステム開発、モバイルアプリ・WEBサイト制作、経営の課題解決に向けたITコーディネートなどを行っています。
20・30代のスタッフが多く、楽しく仕事をしています。意見を率直に言い合える会社ですよ。
若い世代がやりがいを持って働ける場をつくることが、自分に課した使命。その仲間たちとIT×地場産業の新たな仕組みを構築し、地域に貢献していきたいですね。
大船渡市大船渡町字地の森35-16 B-3
地域に根ざしたIT企業として、システム開発、モバイルアプリ・WEBサイト制作などを行っている。
アローリンクスは復興支援団体と連携し、高校生がITを通して地域社会を学ぶ「気仙わかもの未来塾」を主催。ITに関心を持つ若手の育成を支援しています。
地元で仕事をするには人間関係が一番大切、という川原さん。中小企業家同友会と青年会議所へ入会し、経営者の方々と学びながら、地域の未来について考えています。
7歳と5歳の娘と一緒に遊ぶのが、川原さんのリフレッシュタイム。Uターンしてから家族との時間を大事にするようになったといいます
How to 起業
Uターンの決め手は?
子育てするなら生まれ育った大船渡で、という思いがずっとあったんです。子どものことや家族のこと、そして両親のことを考えて、Uターンを決めました。
起業しようと思った理由は?
地元に若者がいきいきと働ける場をつくり、ITのチカラで地域を活性化したいと思って起業しました。将来、イワテ三陸をシリコンバレーのように起業家が集う地域にするのが、私の夢です。
資金はどうしたの?
私の場合は準備期間が短かったので、自己資金でスタートしました。起業する際は、市、県、国、商工会などに様々な支援制度があるので聞いてみるといいですよ。
起業する上で大切なことは?
地元でのネットワークづくりです。どんなに志が高くても協力してくれる人がいなければ、何もできません。経営者同士が集まる機会に積極的に参加し、人脈を広げることが大切です。
ここでしかできない仕事と場をつくる、
それが岩手で会社を起こす意味だと思う。
東京のIT業界でキャリアを積んでいた私が、Uターンを考えたのは子どもと両親のため。いずれは故郷に戻り、自分が生まれ育った環境の中で子育てをしたいと思ったからです。
地元のIT企業に転職した後、平成22年11月に「アローリンクス」を設立。しかし、歩き始めた会社を襲ったのが東日本大震災でした。事務所もなくし仕事もストップした中で、いち早く動き出そうと倉庫を借りて再スタート。本当に大変な道のりでしたが、なんとか仕事が回るような状態までこぎつけました。Uターンしてから、一番苦心したのは地元でのネットワークづくり。中小企業家同友会と青年会議所へ入会し、その活動に参加しながら、まずは自分を覚えてもらうことから始めました。
起業して5年、今考えているのは、ここでしかできない岩手らしいITのあり方です。地場産業とITとの新たな仕組みをつくり、故郷の可能性を拓いていきたいと考えています。
会社設立4ヶ月目で被災した時、社員の生活を守るため「とにかく働かなければ」といろいろな所に仕事のツテをたどりました。地場産業がストップしていたため、自ずと内陸部や首都圏が仕事の中心になっていったんです。
そんな時に「あなたが大船渡で仕事をする意味は何か」という指摘を受け、ハッとしました。この場所にいることの意義をいつの間にか見失っていたからです。地元の人が働ける場をつくり、地元のために会社を活かすこと。やるべきことを見つめ直したことで、自分の軸が明確になりました。何のために起業するのか…。経営者として一番大切なことを、常に心しておくことが必要だと思いますね。
WORK #1
多種多様なシステム開発、モバイルアプリ・WEBサイト制作、経営の課題解決に向けたITコーディネートなどを行っています。
WORK #2
20・30代のスタッフが多く、楽しく仕事をしています。意見を率直に言い合える会社ですよ。
WORK #3
若い世代がやりがいを持って働ける場をつくることが、自分に課した使命。その仲間たちとIT×地場産業の新たな仕組みを構築し、地域に貢献していきたいですね。
大船渡市大船渡町字地の森35-16 B-3
地域に根ざしたIT企業として、システム開発、モバイルアプリ・WEBサイト制作などを行っている。
IWATE LIFE #1
アローリンクスは復興支援団体と連携し、高校生がITを通して地域社会を学ぶ「気仙わかもの未来塾」を主催。ITに関心を持つ若手の育成を支援しています。
IWATE LIFE #2
地元で仕事をするには人間関係が一番大切、という川原さん。中小企業家同友会と青年会議所へ入会し、経営者の方々と学びながら、地域の未来について考えています。
IWATE LIFE #3
7歳と5歳の娘と一緒に遊ぶのが、川原さんのリフレッシュタイム。Uターンしてから家族との時間を大事にするようになったといいます。
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